DHLは2月23日、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の2011年に行われるアジア・欧州公演で、100 以上におよぶ楽器の安全かつスムーズな輸送を担当すると発表した。
輸送する楽器は慎重な取り扱いが求められ、希少性が高く、その価値は合計で数百万ユーロ。DHL はライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のオフィシャルロジスティクスパートナーとして、空気緩衝装置を搭載した車両や温度モニタリングシステムなどを用い、安全で確実な輸送を目指す。
輸送重量は合計6000kgで、必要とされるスペースは約60?に及ぶ。DHLは500gの軽量なトライアングルや133kgのケトルドラムのほか、譜面台、楽譜、指揮者台、衣装を輸送する。
楽器は非常に慎重な取り扱いを要し、損傷しやすいため、DHL は輸送中の温度を常に管理・記録。またGPS を用いて輸送状況をリアルタイムにモニタリングするほか、すべての税関手続きを引き受ける。