商船三井は3月10日、サノヤス・ヒシノ明昌と電力会社向け最適船型「104型幅広石炭船」を共同開発したと発表した。
2013年以降順次竣工予定で、今後電力会社向け石炭輸送の中核を担う。
「104型幅広石炭船」の特徴は、載貨重量トン数を従来の幅広石炭船と比べ飛躍的に拡大、省エネ主機システムによる低燃費を実現した、積高増・低燃費の経済性ある船型。また、主要電力港に入港可能な最大船型で電力港向けの係船装置を有する、環境面および安全面においても充実した最新鋭船となっている。
■104型幅広石炭船概要
全長:235m
全幅:43m
喫水:14.4m
載貨重量:10万4200トン