佐川急便は3月23日、東北の一部エリアで集荷・配達を見合わせていたが、24日からは輸配送網が復旧し、全国で集荷・配達が可能となったと発表した。
同社は岩手県、宮城県、福島県では現在「営業店止めサービス」で荷物を取り扱っているが、3月24日からは集荷・配達も開始する。
なお、時間帯サービス、飛脚クール便は依然取り扱いは見合わせている。また、岩手県の大船渡市、陸前高田市、久慈市、釜石市、上閉伊郡、下閉伊郡、気仙郡、宮城県の石巻市、東松島市、気仙沼市、牡鹿郡、本吉郡、亘理郡、福島県の南相馬市、双葉郡については、3月24日以降も集荷・配達を見合わせており、引き続き営業店への持ち込み、ならびに営業店止めサービスの利用を呼び掛けている。
全国輸配送網復旧に伴い、4月1日から佐川急便では「喜びを届ける」を合言葉に、全従業員が「がんばろう!日本」のワッペンをつけ喜びを届ける、としている。
佐川急便/物流環境大賞表彰、パンの共同配送等4つの取組で最多受賞