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札幌通運/フェリー、JR貨物の運航ダイヤに制約

2011年03月25日/3PL・物流企業

札幌通運は3月25日、東日本大震災の影響による集荷・配達状況の更新内容(24日21時現在)を発表した。

北海道集荷分については、岩手県、宮城県、福島県、茨城県で一部地域を除いて現在も配達不能地域の状態が続いている。配達不能地域宛ての貨物については荷受けしていない。

なお、依然としてフェリー・JR貨物の運航ダイヤが乱れていることから、通常のリードタイムから若干変更の可能性もあるとしている。

同様に、本州地区集荷分についてもフェリー・JR貨物の運航ダイヤが乱れているため、支店・営業所での個別対応となる。なお、仙台支店集荷エリアでは集荷を中止している。

フェリー区域輸送では、フェリーが一部運休、特別運航となっており、配達日の指定等を行うことはできない。

JRコンテナ輸送では、15日夜より日本海縦貫線が運転再開しているが、電力不足により運転ダイヤに制約があり、計画停電の影響も予測される。輸送枠が減少していることから、配達日の指定等はできない。

航空便輸送では、仙台空港発着便が全便欠航しているほか、青森、花巻、秋田、新潟、福島各地方空港は救援物資のみの輸送に限定されている。東北6県、茨城県全域、郡山地区、水戸地区は配達不能地域、新潟地区は配達遅延になっている。

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