イトーヨーカ堂は4月7日、震災で被災した仙台生鮮センターに代わる暫定の生鮮食料品物流センターを仙台市内に設置し、供給を再開したと発表した。
7日からは暫定施設の設置により、出荷が停止していた東北産の青果物や水産物、水物、練り物等の 食料品が被災エリア5店舗(花巻店、石巻あけぼの店、仙台泉店、福島店、郡山店)に納品され、ほぼ通常並みの品揃えに回復した。
同社では震災により、東北エリアの9か所の物流拠点のうち3センター(宮城日用品センター、 仙台生鮮センター、東北冷凍センター、宮城県内)が被災したものの、首都圏、北海道からの臨時体制を構築し、3月13日から東北エリアの供給を開始していた。
<震災で臨時の物流体制に>
日用品と生鮮品を首都圏(埼玉・杉戸センター)、冷凍食品は北海道(札幌センター)と首都圏(埼玉・戸田橋センター)経由で臨時の物流体制を構築していた。
イトーヨーカ堂/SM物流研究会に参加、荷待ち1時間以内目指す