日本ミシュランタイヤは5月11日、東日本大震災で被災された地域へ寄付する「リグルーブ義援金プロジェクト」を11日から実施すると発表した。
<リグループとは摩耗が進んだトラック用タイヤに再び溝を刻む技術>
「リグルーブ義援金プロジェクト」とは、顧客がトラック・バス用タイヤのリグルーブ(溝の再生作業)サービスを利用した場合、1本につき300円を日本ミシュランタイヤが義援金として積み立て、日本赤十字社を通じて寄付するもの。5月11日から1年間、全国のミシュランタイヤ取扱店で行われたリグルーブの施工本数を集計して、義援金とする。
また、同社は、被災された地域の一刻も早い復旧に少しでも貢献することを目的に、需給が逼迫するダンプトラック用タイヤの生産を優先する施策を採る。被災地の復旧に欠くことのできないダンプトラック用タイヤの日本への供給を優先し、輸入本数を当初計画から倍増することで、被災地への安定供給を図る、としている。