旭硝子(AGC)は5月11日、中国では同社2番目となるTFT液晶用ガラス基板の生産拠点を中国広東省深セン市に新設すると発表した。
第8世代のガラス基板まだ対応可能な加工ラインを設置し、2012年夏までに量産を開始する予定。
同社は中国市場に対し、日本・韓国・台湾の既存拠点からの出荷で対応していたが、需要拡大に対応するために、2010年3月に江蘇省昆山市に大型ガラス基板加工拠点を設立し、2011年半ば以降に本格量産を開始する予定。
さらに、今後一層の拡大が期待される中国市場の需要に確実に応えるため、第2の拠点を設置し、生産体制の強化を図ることにした。
■新社(第2の拠点)の概要
社名：旭硝子顕示玻璃（深セン）有限公司
所在地：中華人民共和国広東省深?市
資本金：22億円
出資比率：AGCグループ100％
設立：2011年3月
事業内容：TFT液晶用ガラス基板の製造（加工）・販売
