住友鋼管と住友商事は5月27日、共同で韓国鉄鋼メーカー大手のハイスコ社とインドで自動車用鋼管を製造・販売する合弁会社を設立すると発表した。
合弁会社は、日系自動車メーカー、韓国自動車メーカー最大手の現代自動車および欧米系自動車メーカー向けに、2012年末からの生産開始を予定している。
土地面積5万1600㎡に、工場面積2万5800㎡の規模で、生産能力は月約4000トンを計画しており、2012年末に生産開始を予定している。
■合弁会社の概要
社名：Automotive Steel Pipe India Private Limited
所在地：タミル・ナドゥ州チェンナイ市
事業内容：自動車用鋼管の製造・販売
資本金：約4億ルピー（約7億円）
投資額：約20億ルピー（約36億円）
株主構成：Hysco Steel India Private Limited55％（ハイスコ100％出資）、SPTアンドSCインベストメント45％（住友鋼管74.8％、住友商事25.2％出資）
主要設備：電気抵抗溶接造管機2基、抽伸機2基、熱処理炉1炉、焼入れ機3基他
