国土交通省は6月14日、第2回の海外港湾物流プロジェクト協議会を開催した。
<協議会のようす>
同協議会は、官民連携による海外展開に向けた取組みを積極的に行うための場として昨年11月に設置したもの。
協議会の下に設置された3つのワーキンググループ(WG)(インドネシアWG、メコン・ベトナムWG、インドWG)について、各WGのとりまとめ役より、WGやセミナーの開催状況、コアメンバー会議による議論の内容などを報告した。
海外展開に向けた新たな検討議題として、制度WGの設置については、現状の諸制度の課題抽出と課題解決方策を検討していくことが確認され、今後のセミナーでは、相手国との人的ネットワークを構築し、効果的なプレゼン方法を検討していくことを確認した。
また、委員からは、大規模な海外プロジェクト案件にも、企業間コンソーシアムにより、日本パッケージで投資のアプローチができる仕組みを構築することの必要性について意見が出た。