日野自動車は6月15日、小型トラック 「日野デュトロ」を12年ぶりにフルモデルチェンジし、7月2日に発売すると発表した。
<SJG-XKC605M-TQUMCハイブリッド 標準幅キャブ(特別仕様車)>
<SKG-XZU720M-TKFQCディーゼル ワイドキャブ(特別仕様車)>
新型車は2010年排出ガス規制(ポスト新長期規制)に適合し、新世代ハイブリッドシステムの採用、2015年度燃費基準達成車の設定拡大など高い環境性能をそなえ、これまで以上にメリットを実感できるトラックとして生まれ変わった。
従来の日野デュトロはトヨタ自動車(以下、トヨタ)と共同で開発、日野の羽村工場で生産し、トヨタブランドではダイナ、トヨエースの車名で販売されてきた。
これに対し今回フルモデルチェンジした新型車は、トヨタグループにおける商用車専門メーカーである日野が主体となり、日本市場だけでなくグローバルに展開することを目指して開発した。
同時にフルモデルチェンジされるトヨタブランド車は、今回より日野からのOEM(相手先ブランドによる供給)となる。
国内販売目標台数は1万2000台/年(日野デュトロシリーズ全体)としている。