佐川急便は7月4日、従業員を対象にしたエコ安全ドライブ研修を6月30日、7月1日の両日、中部トラック総合研修センターで実施したと発表した。
<研修の様子>
<運転研修の様子>
研修では、日常的にドライバー教育に携わる「安全推進責任者」、安全運転や安全マナーの確認、単独乗務検定などを行う「安全運転検定員」、さらに新入社員に対してマンツーマンで運転面や営業面をフォローする「SD(セールスドライバー)指導員」ら30名を対象に、エコドライブ走行のメカニズム習得や、実際にトラックを運転することによるエコ安全ドライブ診断を行った。
エコ安全ドライブとは、穏やかな運転を心掛けることによる安全性の追及と、環境にやさしい運転による排気ガスの抑制、そして燃費向上によるコストの削減など「安全」「環境」「経営」の3つの効果を目的としたもの。
2日間の研修を終えた指導員は、それぞれの現場でエコ安全ドライブの周知に取り組む。
同社では、すべてのドライバーがエコ安全ドライブを励行する現場教育体制を構築するため、2005 年から毎年研修を実施。これまで1229名が受講している。