センコーは7月14日、同社の子会社「SENKO（U．S．A．）INC．」が米国ケンタッキー州ウインチェスター工業団地内5万8821㎡の土地を取得し、第１期として6358㎡の物流センターを建設し、7月15日から営業を開始すると発表した。
＜7月15日から営業を開始する米国ケンタッキー州の物流センター＞
第1期のセンターは、小売業のクローガーが運営する工場向けに資材の保管・配送を行い、日本で使用しているWMS（ウェアハウス・マネジメント・システム）による在庫品の製造日別管理や製造ロット管理などキメ細かい倉庫管理を実施する。
クローガーは近隣に多数の小売店舗を展開しており、SENKO（U．S．A．）INC．では今回の工場内物流を足場に、得意とするチェーンストア向け物流を、米国企業向けに展開していく考え。
また、同センターは日系ケミカル系企業向けに低温物流サービスも提供する。同社グループとして、海外拠点で初の低温倉庫運営となり、今後荷主ニーズを見極めながら低温分野の拡大も視野に入れ、同工業団地内の敷地に第2期、第3期物流センターを拡大して行く、としている。
■施設の概要
名称：ケンタッキー物流センター
所在地：米国ケンタッキー州ウィンチェスター市 工業団地
敷地面積：5万8893㎡(約1万7846坪)
建物構造：鉄骨造（Ｓ造）、平屋建
延床面積：6380㎡（1933坪）内、低温倉庫（c３級冷蔵倉庫＋10℃～－2℃）1324㎡（約400坪）
完成：2011年7月11日（7月15日より営業開始）
