凸版印刷は9月1日、パターンオーダー形式で低価格・短納期で提供可能な偽造防止ラベルを、メーカーの輸出入製品や部品向けに9月上旬より販売開始すると発表した。
<(左)ラベルのサンプル (右)使用イメージ>
複数の偽造防止技術や真贋判定技術を偽造防止ラベル用に汎用パターンとして用意し、それらを各企業のニーズに合わせて組み合わせるパターンオーダーを可能にした。あらかじめ汎用パターンを用意することで、従来よりも20%以上コストを削減し、製作期間は2か月以上の短縮を実現した。
なお、各々の偽造防止技術や真贋判定技術は、凸版印刷が有価証券などの製造で培った高度な技術を用いている。たとえばホログラムでは、凸版印刷ならではの「クリスタグラム」「カラーシフトグラム」など偽造が難しく、目視による真贋判定が簡単で正確にできるものを、今回のラベル用にパターンのひとつとして用意。複数の技術を組み合わせることで、セキュリティ性の高いラベルが作成できる。
また、1000パターン以上の組み合わせが可能なため、企業ニーズに合わせてさまざまなパターンの提供が可能。
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