三菱マテリアルは9月30日、焼結部品事業の子会社であるダイヤメットが、中国における製造拠点を中国広東省に来年1月に設立すると発表した。
ダイヤメットは、これまで日本事業とマレーシア事業に集中して事業を展開してきたが、今後は成長著しい中国に進出することで、海外事業のさらなる拡大を目指す、としている。
具体的には、環境対応車の拡大に伴い、ダイヤメットの焼結部品需要が増加するなか、中国での自動車エンジン等基幹部品の現地調達ニーズが高まっており、ダイヤメットはこれに応えるため、2013年1月より中国で焼結部品の製造と販売を開始する。
三菱マテリアル/タイで子会社が鉱山・土木用工具の新工場を建設