丸紅は10月13日、Teekay LNG Partners L.P.（以下：Teekay LNG）と共同で、デンマークA.P. Moller-Maersk A/S社（以下：APMM）が保有するLNG船8隻の所有権益を約14億ドルで購入すると発表した。
丸紅は昨年、BW Gas Limitedとの協業によりLNG船の共同保有・運航事業分野への参画を果たしたが、エネルギー資源としてのLNGとその輸送手段となるLNG船の重要性は今後益々高まると判断し、今回の買収を実施した。
丸紅とTeekay LNGは、子会社を通じてそれぞれ、48％、52％を出資して共同事業会社（以下「JVC」）をデンマークに設立し、JVCが所有権益を購入する。
APMMは、長期用船中の3隻、短期用船中の3隻の計6隻を単独で保有し、また長期用船中の2隻の26％の権益を保有している。
