LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





東部ネットワーク/4~9月の売上高10.1%増、営業利益34.4%減

2011年11月04日/決算

  • 関連キーワード
  • 台風

東部ネットワークが11月4日に発表した2012年3月期第2四半期の業績は、売上高59億700万円(前年同期比10.1%増)、営業利益3億400万円(34.4%減)、経常利益3億2800万円(33.5%減)、当期利益2億円(30.8%減)となった。

貨物自動車運送事業では、第1営業部門の清涼飲料輸送は、震災・猛暑・台風の影響と例年にない大きな変化が次々とあったが、3PL事業による東部北陸物流センターの開業等により、輸送地域の拡大や荷役作業の取り込みが加わり増収となった。

びん・容器輸送については、サプリメント容器やドリンク剤容器の輸送量の増加や、新規輸送先の開拓もあり、増収となった。

以上により、第1営業部門は前年同期比18.8%増となった。

第2営業部門の石油輸送は、需要が減退傾向にある中で、震災後は旅行自粛ムードや、高速道路料金の休日割引料金制度が、縮小となるなどで輸送量が減少し、保有車両の減車を実施したので、減収となった。

化成品輸送は、東南アジア向け等の新興国需要が引続き好調で輸送量が伸び、増収となった。セメント輸送は、被災地の代替輸送基地となり、同社に振替輸送需要が発生し、増収となった。

その他輸送は、小型車の契約車を提供しているが、景気低迷による値引き要請などで減収となり、第2営業部門は前年同期比3.0%減となった。

通期は、売上高105億6100万円(5.7%増)、営業利益7億3500万円(3.8%増)、経常利益7億6000万円(0.8%増)、当期利益4億6100万円(4.1%増)を見込んでいる。

関連記事

決算に関する最新ニュース

最新ニュース