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大日本印刷/京都に軟包材新工場竣工

2011年11月09日/生産

大日本印刷は11月9日、紙器や液体紙容器などを製造する田辺工場(京都府京田辺市)に隣接して“軟包材”の新工場が竣工した。

<軟包材の新工場>

新工場では、熱エネルギー源として「ヒートポンプ技術」を採用した。印刷工程において、ヒートポンプから得られる熱媒体と、DNPが独自に設計・製作した乾燥装置を組み合わせることにより、石油や天然ガスなどの石化燃料を利用する必要がなく、電力使用量も抑えられることからCO2の排出量とエネルギー使用量を大幅に削減する。

環境対応プロセス技術の確立により、生産工程で発生するVOC(揮発性有機化合物)を回収して「溶剤のリユース」と「溶剤の燃焼熱リサイクル」を図るなど、循環型工場を目指している。

軟包材は、機能性に優れたフィルムを使用した袋やパウチ、チューブなどのパッケージで、食品や日用品、医療品などに幅広く利用されている。

■新工場の概要
所在地:京都府京田辺市大住西北向29-1
敷地面積:6万3000㎡
建築面積:2万7000㎡
延床面積:4万3000㎡

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