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SGホールディングス/減収減益、東日本大震災の影響も

2011年11月24日/未分類

SGホールディングスは11月24日、2012年3月期第2四半期決算を国土交通省で発表した。

<決算発表する近藤宣晃取締役(右)と三谷徹取締役(左)>
20111124sagawa - SGホールディングス/減収減益、東日本大震災の影響も

決算説明には、近藤宣晃取締役(経営企画・事業推進担当)と、三谷徹取締役(財務・経理担当)が出席。

デリバリー事業では飛脚宅配便が6億3500万個(前年同期比9.7%増)、飛脚航空便が500万個(12.2%減)、飛脚クール便が1600万個(11.4%減)、メール便が2億5600万個(23.7%減)、e-コレクトが6900万個(3.5%増)だった。

飛脚航空便、飛脚クール便の減少について、近藤取締役は「さまざまな要因があるが、なかでも東日本大震災などの影響が多方面に広がったため」としている。また、メール便の大幅減少は「メール便を高度化し精度を高めるために注力したため、拡販面にあまり手が回らなかった」と述べた。

さらに、飛脚宅配便の増加トレンドは今後も続くとした上で、飛脚クール便については、新たな手を打たないと大きな増加は厳しいとしている。

円高による影響は、三谷取締役が「輸出企業ではないので影響は少ないが、海外事業の売上が半期で60億円程度なので、その2%程度の影響とみている」と語った。

利益面の減少について、減収とともに、労務費の増加(パート、アルバイトの増加)を挙げ、社員・パート・アルバイトの合計人員は7万1343人で、前年同期比に比べ3822名の増加となっている。

は自社化の推進により、その他の経費圧縮は進展したものの、減収が響いて減益となったとしている。

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