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住友商事/豪州の穀物集荷事業と物流インフラを統合

2011年12月01日/未分類

住友商事は12月1日、50%出資の穀物集荷と販売会社のEmerald社と、100%子会社の港湾ターミナルと穀物サイロ運営会社ABA社の経営統合を決めた。

2社により豪州産穀物の内陸集荷から輸出までの川上バリューチェーンの下で、安定供給体制の強化と主にアジア向けの輸出拡大を行っていた。

2社の経営統合により、両社の持つ集荷事業およびインフラ基盤のシナジーを強化し、バリューチェーンの一層効率的な運営と規模拡大を図る。

集荷量1000万トン、全豪シェア30%を目指す。豪州川上基盤の拡大をてこに、アジア向けや中東向けの輸出拡大、およびアジア各地での川下分野への事業展開を拡大する。

Emerald社概要
設立年:2004年
事業内容:小麦、大麦、菜種等穀物の買付け、集荷・販売
事業展開エリア:全豪各地
集荷・販売量:約450万トン

ABA社概要
設立年:1999年
事業内容:運営する穀物サイロ(13拠点)および輸出ターミナルを用いた穀物の保管・輸出
事業展開エリア:主にビクトリア(VIC)州およびニューサウスウェールズ(NSW)州南部、サウスオーストラリア(SA)州南東部
保管能力:約140万トン
年間輸出能力:約200万トン

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