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UPSジャパン/日系企業の海外展開とアジア市場で講演

2011年12月03日/未分類

UPSジャパンは12月2日、営業部 エンタープライズアカウントの秋田恵介グループ部長が、「グローバル・ロジスティクス戦略~日系企業の海外展開とアジア市場~」と題した講演を行ったと発表した。

<講演会場>
20111202ups - UPSジャパン/日系企業の海外展開とアジア市場で講演

講演は11月18日に開催した「ロジスティクス・SCM+流通フェア」の特別講演として行われたもの。企業の物流担当者など約200名が参加した。

講演では、各種統計から、日本企業の海外法人は6割以上がアジアを拠点とし、うち約半分は中国に設立されていることや、海外売上高比率およびアジア現地法人における現地調達・販売比率が上昇傾向にある点などを引用。

続いて、このようなグローバル化に伴い日本企業が求める物流における最近の主な課題として、輸送モードを見直すことによるコスト削減、日本以外での貨物発着によるリスク分散、物流の見える化やペーパーワークの簡素化を含む業務効率化の3点を挙げた。

これらの変化に対応するために、物流企業には最適輸送を提案できるリソースとノウハウ、広域に及ぶグローバルネットワーク、柔軟なITソリューションなど、総合的なサプライチェーン・ソリューションが一層求められていると指摘した。

そして最後に、今後も日本企業の海外進出拡大が見込まれるなか、変化の激しい市場や各国の規制への対応、複数国にまたがるモノのやりとりなど、サプライチェーンが以前にも増して複雑化していることを指摘。UPSが国際総合物流企業として、包括的なサプライチェーン・ソリューションを提供し、日本企業をサポートしていくことを強調した。

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