日清製粉は2月8日、タイの海外子会社である日清STC製粉の生産能力を増強すると発表した。
日清STC製粉は、日清製粉の海外展開推進の一環として1991年に設立され、日清製粉の技術力・開発力・顧客サービス等のノウハウを活用して東南アジアにおける製粉事業の積極展開を図ってきた。
順調な業績拡大により生産能力の不足が見込まれており、工場の生産能力を約2割増強することで更に供給体制を強化し、タイ国内にとどまらず東南アジア周辺国への輸出拡大も含めた販売伸長を継続する、としている。
■日清STC製粉生産能力増強の概要
増強能力:日産40トン、増設後工場生産能力280トン(小麦ベース)
完工時期:2012年冬
投資額:約3億円