日本ユニシスは2月13日、「PSIシミュレーション for MiningPro21」をベースとした在庫管理ソリューション(在庫管理・在庫診断サービス)を、エヌ・ティ・ティ・ロジスコが「在楽@SaaS(ざい らくあっとさーす)」として、SaaS型での提供を開始したと発表した。
<日本ユニシスの 「サプライチェーン・物流サービスビジネス」 体系>
日本ユニシスは、物流アウトソーサーとの協業により、物流サービスビジネスの拡充を図っており、NTTロジスコには、2010年6月23日から在庫管理ソリューションを提供している。
物流倉庫を基点としたモノの流れを捉えることを目的としたソリューションで、出荷実績情報をPSIシミュレーションに取り込むと、倉庫別SKU別の需要量を予測し、現在庫量を加味した適性在庫計画(補充計画)を作成する。
さらに推奨発注数も算出できる。シミュレーションエンジンには、130社以上の導入実績を持つ日本ユニシスの需要予測エンジンMiningPro21を採用し、さまざまなパターンの予測モデルをあらかじめ準備している。
今回、協業の第二弾としてNTTロジスコは、これまでASP型(シングルテナント)で提供してきた本ソリューションをSaaS化(マルチテナント対応)し、「在楽@SaaS」として顧客に提供していく。
在楽@SaaSの特徴は、自動化ツールや運用操作マニュアルを充実したことにより、顧客によるシステム運用を可能とし、ランニングコストを抑制する。
SaaS型のため、アプリケーションやハードウェアを複数のユーザーで共有できることから、顧客のシステム投資が削減され、システム負荷の増減に柔軟に対応できる。
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