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オリックス/酒販会社の河内屋へ資本参加、物流ネットワーク活用

2012年02月15日/SCM・経営

オリックスは2月14日、業務用酒販大手の河内屋の株式を取得することで合意した。

オリックスは、河内屋の継続的発展・成長に関して、オリックスが持つ専門性や事業プラットフォームを生かし、企業価値の向上を支援する。

複数の社外役員を派遣し、物流ネットワークの形成やコーポレートガバナンスの高度化などの将来の株式上場を視野に入れた体制整備を支援する。

さらに、他の業務用酒販会社とのアライアンス、資本業務提携など、河内屋の企業価値向上に向けてさまざまな施策の立案・実行をサポートする。

河内屋は、1947年創業の業務用に特化した大手酒販会社で、首都圏(1都3県)の料飲店を中心に約6,000軒の顧客基盤を有している。

酒類の物流では、グループ会社を通じて共同物流体制を構築し、豊富な品揃えと24時間365日のフルタイム受注を可能とする物流センターを備え、在庫負担が発生しない消化仕入の仕組みなどの受注・配送システムを運営しており、多数の業務用酒販会社が参加している。

加盟社には、在庫負担が発生しないことに加えて、設備投資、商品管理や労務管理が不要となるほか、共同配送による配送コストの削減を実現している。

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