日本ユニシスと、インフォベック、アイディーエスの3社は3月12日、三井物産グループのトライネット・ロジスティクスに、完全Web-ERP(統合基幹業務システム)「GRANDIT(グランディット)」を日本ユニシスの「U-Cloud IaaS」上において提供を開始したと発表した。
<トライネット・ロジスティクス 利用イメージ図>
トライネット・ロジスティクスは、従来内部統制対応を含む基幹システム環境を自社の資産として運用していたが、BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)強化と運用コスト削減などの観点と、IT基盤の中長期的な安定化を図るために、クラウド環境への移行を検討していた。
トライネット・ロジスティクスは、J-SOX IT統制対応とBCP対策強化を実現するため、クラウド環境でGRANDITをシステム利用しつつ、システム運用監視と保守のSLA(Service Level Agreement:サービス品質保証契約)を締結することで、クラウド環境への移行と、IT基盤の安定化を実現した。
日本ユニシス、インフォベック、アイディーエスの3社は、U-Cloud IaaSを提供する日本ユニシス、GRANDITの提供元であるインフォベック、GRANDITビジネスパートナーであり、システム運用監視および保守のサポートを担当するアイディーエスの強固なリレーションにて、今後もトライネット・ロジスティクスの基幹システム環境を長期的にサポートする。
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