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フェデックス/アジア太平洋地域でエコドライブ研修

2012年03月21日/国際

フェデラルエクスプレス(以下:フェデックス)は、アジア太平洋地域の10か国でエコドライブ・プログラムを開始したと発表した。

フェデックスで働くクーリエ(集配担当者)の運転習慣を変えることで、燃費効率を改善することがこのプログラムの目的。

クーリエをはじめとする従業員にエコドライブ研修を行うこの取り組みは2009年に日本で始まったもので、講義と実習を通じてより環境にやさしい運転方法を学ぶもの。日本では、いすゞ自動車の専門家が指導するエコドライブ研修により、燃費効率改善によるコスト削減、大気汚染物質の排出量低減による環境のクリーン化、そして車両事故の防止によるより安全な交通環境を実現している。

フェデックスは、エコドライブ研修のほかにも、環境の持続可能性を実現するための取り組みを行っている。電気自動車、代替エネルギーで駆動する車両や777型フレイター導入による、より燃費効率の高い車両および航空機への切り替えのための投資拡大もその活動のひとつ。

今年度は、従来の主力車両と比べて燃費効率が2倍以上の新型車両を約4000台導入予定。さらに、電気自動車とハイブリッド車の保有台数を過去2年に20%増やしており、現在、全世界で400台超が稼働している。

これらの活動により、フェデックスは2005年を基準として、2020年末までに燃費効率を20%改善するという目標の達成に向けて大きく前進した。現在までに燃費効率は15.1%改善している。

なお、10か国は、オーストラリア、中国、香港、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、シンガポール、台湾、タイ、

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