佐川急便は3月21日、リコール対応など各種回収業務をトータルサポートする「リバース・ソリューションサービス」を開始した。
＜リバース・ソリューションサービスイメージ＞
メーカーが安全・安心な製品を消費者に供給することは、もはや社会的な責務。また、製品事故や製品の不具合が発生した後の対応として、リコール（製品回収など）を実施する際の方針決定・準備体制の構築・着実な回収の推進などは企業や製品の信頼性に関わる重要なテーマ。
多種多様なニーズや社会的な必要性を踏まえた結果、独立した既存商品やサービスの組み合わせを再構築し「リバース・ソリューション」として新たに展開する。
大量の消費者対応を伴う各種回収対応は、メーカーにとって決して負担の小さな業務ではないことから、これまで展開し好評を得ていた「リコール・トータルサービス」や「飛脚パソコン便」などの単一サービスとコールセンター業務などを状況・規模に合わせて、コンサルティングを含め、体制づくりにも協力する。
なお同社では「リバース・ソリューションサービス」の展開にあたり、3月21日付で本社営業部に専門部署（リバースソリューション課）を新たに設け、事業拡大を図っていくとしている。
