日本郵船は4月20日、2012年3月期の業績予想の修正を発表した。
売上高は1兆8100億円(前回比0.6%増)、営業損失190億円を240億円(増減額50億円増)、経常損失は310億円を330億円(20億円増)、当期損失は260億円を730億円(470億円増)に修正した。
定期船事業において、今後の大幅なコスト削減に向けて抜本的な航路網の再編を順次実施しているが、こうした運営効率化に伴う一時的な費用が発生したことに加え、物流事業の収益が伸び悩んだ。
このため、営業利益と経常利益は前回予想を下回る見通しであり、前回予想を大幅に下回る見通しとなった。
繰延税金資産の一部を取り崩し、法人税等調整額に約390億円を計上した。
日本郵船、商船三井、川崎汽船など/低圧液化CO2輸送船のAiP取得