ロジスティードは6月26日、全日本物流改善事例大会 2025(主催:JILS)の物流管理部門において、最高位の最優秀物流改善賞を受賞した。
発表した内容は、「IoT×AI テクノロジーでドライバーの体調と運行を見える化し、ヒヤリハットを削減」。
同社では 2015年に複数の追突事故が発生したため、ドライバーの健康や疲労状態、危険運転をリアルタイムに把握できる安全運行管理ソリューション「SSCV-Safety」を産官学連携で研究開発した。このソリューションをグループに導入したところ、重大事故につながるヒヤリハットが98%削減できたという。
5月13日、14日に開催された大会は、「物流業務部門」と「物流管理部門」の2部門に分かれ、計42件の優秀事例の発表があった。同社は「物流管理部門」で「SSCV-Safety」を活用した取り組み事例を発表し、実行委員会より最も優れた改善事例として評価され、今回の受賞に至った。
近年、「SSCV-Safety」による同社の安全への取り組みは各方面で評価され、2024 年11月の「Safety Driving Award 2024」では「ゴールド賞」、同年12月の「2024年度運輸安全マネジメント優良事業者等表彰」では「国土交通大臣表彰」を受賞した。今回は、それらに続く3度目の最高位受賞となる。
物流最前線/「Safety Driving Award 2024」 進化・深化する交通事故対策