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センコー/3月期の売上高12.2%増、営業利益35.6%増

2012年04月26日/決算

センコーが4月26日に発表した2012年3月期の業績は、売上高が2703億6100万円(前年同期比12.2%増)、営業利益82億7400万円(35.6%増)、経常利益83億3300万円(30.7%増)、当期利益34億7800万円(53.8%増)となった。

国内では、千葉県野田市に同社最大の物流拠点野田第1・第2PDセンターを開設し、大手GMS(総合スーパー)の物流業務を行うとともに関東地区での物流サービスを強化した。

宮崎県北部の倉庫拠点集約と保管面積拡大を目的に日向PDセンター(宮崎県日向市)を、北海道北広島市には北海道全域を対象とする物流サービスを拡充する北広島PDセンターをそれぞれ開設した。

海外では、米国ケンタッキー州に物流センターを開設し、米国の現地企業や日系企業向けに物流業務を開始した。

震災の復旧需要、災害関連商品や節電関連商品などの既存物量が増加したことや、9月にスマイルをグループ会社としたこと、新規顧客の積極的な開拓をにより増収となった。

利益面は、燃料費の上昇などのマイナス要素があったものの、増収効果とコスト改善効果により、増益となった。

来期は売上高3000億円(11.0%増)、営業利益102億円(23.3%増)、経常利益100億円(20.0%増)、当期利益50億円(43.7%増)を見込んでいる。

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