栗林商船が5月14日に発表した2012年3月期決算によると、売上高418億6600万円(前年同期比0.6%減)、営業利2億6900万円(75.5%減)、経常利益2億4300万円(73.3%減)、当期損失1億800万円(当期損失3億3700万円)となった。
海運事業上期において船舶の効率運航による収益向上、東日本大震災からの仙台地区の予想を上回る回復、車輌を主とする全般的な貨物量に改善が見られたが、東日本大震災の影響は大きく、燃料油価格の上昇に伴う輸送コストの増加、外航のタイ洪水による苦戦もあり、売上高は前年同期比395億600万円(0.4%減)の395億600万円となった。
営業費用は394億4200万円(1.7%増)のとなり、営業利益は6300万円となった。
来期は、売上高440億円(5.1%増)、営業利益9億円(234.6%増)、経常利益6億円(146.9%増)、当期利益3億円(-)を見込んでいる。