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NEC/昭和シェルのSSのタブレット端末にコンテンツ配信

2012年05月18日/IT・機器

NECは5月18日、昭和シェル石油のサービスステーションに設置したタブレット端末に、車や運転に関する有益な情報や電子マガジンなどを配信する「コンテンツ配信クラウドサービス」の提供を開始した。

<サービスステーションに設置されたタブレット端末>
20120518nec - NEC/昭和シェルのSSのタブレット端末にコンテンツ配信

NECのコンテンツ配信クラウドサービス「Contents Director Enterprise Edition」は、NECがコンテンツ配信プラットフォームを用意し、コンテンツプロバイダから提供される電子マガジンや映像、ニュース、音楽などの様々なコンテンツを、端末の種類や情報の形式を問わず配信することができるクラウドサービス。

昭和シェル石油は現在、石油業界の4社が連携した電気自動車向け充電拠点のネットワーク「EVサービスステーション・ネットワーク」に参加し、昭和シェル石油独自の充電サービスを試験的に提供している。

電気自動車は、動力源となる電気の充電に、ある程度の時間を要する。このため、昭和シェル石油では、充電サービスが受けられるサービスステーションを中心に、NECのタブレット端末「LifeTouch」を設置し、充電待ちの利用者に、電子マガジンや短編アニメの定期配信を楽しんでもらうとともに、天気・交通情報など一般のドライバーにとっても有益な情報を提供することでサービスの差別化を図る。

「LifeTouch」には、昭和シェル石油の充電サービス会員向けホームページや、天気・交通情報などのサイトへワンタッチで接続できるアイコンを用意している。

NECは今後、充電サービスのインフラとコンテンツ配信サービスを連携させることにより、利用者の充電に関する情報をコンテンツとして配信するなど、きめ細かいサービスの実現を提案し、電気自動車の普及と利用者へのサービス向上に貢献する、としている。

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