GXSは5月24日、SaaSポートフォリオである「GXS Active Applications」を利用する企業が、15万社を突破したと発表した。
GXS Active Applications ポートフォリオ製品には、サプライチェーン内を行き来する注文のステータスを追跡する「Active Orders(アクティブオーダー)」、国際コンテナ輸送をタイムリーに可視化する「Active Logistics(アクティブロジスティクス)」、国ごとの税制を確実に遵守するための「Active Invoice(アクティブインボイス)」などがある。
大企業の調達から支払まで、および受注から入金までのプロセスを自動化するWeb EDI「Intelligent Web Forms(インテリジェントウェブフォーム)」サービスも含まれる。
GXSの企業戦略と開発担当上級副社長のスティーブ・スカラは「SaaSモデルに移行する企業が増える中、製造業、小売業、金融機関での導入率が伸びている。GXSサービスを選択するのは、B2B システムの統合と接続だけでなく、アプリケーションも利用可能なことが挙げられる。こうした企業では、Active Applicationsを加えることで、物流と金融を含むサプライチェーン活動に関する洞察を得ることができ、類似のソフトウェアモデルに比べ、迅速なアクセスとコスト削減が可能になる」と述べている。