双日は6月18日、中国・内蒙古オルドス集団の子会社でモンゴルフフホト市で資源ビジネスを手掛ける中蒙煤炭(中蒙)の10%持分を取得すると発表した。
<中蒙所有のトラック>
双日の出資額(10%持分取得と増資引受け)は、3000万人民元(約3億7500万円)になる。
双日は2010年より中蒙経由でモンゴル炭の中国向け販売を手掛けてきたが、今回の中蒙への出資により同社が保有する国境物流・加工機能を基盤にして、中国国内市場への拡販、更には日本等第三国市場への貿易拡大を目指していく。
将来オルドスグループと共にモンゴル炭資源開発にも取り組むことを検討しており、モンゴル炭の上流(資源)-中流(物流・加工)-下流(販売)に至る独自のサプライチェーンを構築していくことを目指している。
今後、中蒙の調達・販売に関わる主要ポストに双日から人材を派遣し、モンゴル炭の資源開発および安定供給を積極的に支援していく。