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ホンダ/国内輸送のCO2排出量4%低減、500km以内の船舶輸送拡大

2012年06月20日/CSR

本田技研工業は6月20日、環境報告書「Honda環境年次レポート2012」を発表したした。

日本国内における四輪車、二輪車、汎用製品、補修部品の輸送による2011年度のCO2排出量は、2010年度比で4%低減の62,103tとなった。目標値が1%減だったので大幅な減となった。

なお、2000年度比では18.4%減で、2013年度の目標は2006年度比で10%低減を見込んでいる。

四輪完成車輸送の取り組みでは、関東圏と関西圏間の500km以下の輸送を車両運搬車によるトラック輸送から船輸送に切り替えるさらなるモーダルシフトの拡大を行った。

従来、500km以上の輸送や一部地域(新潟、千葉など)向けの輸送をトラック輸送から船舶輸送に切り替えを進めていた。

500km未満の輸送費は船よりもトラックのほうが安かったが、輸送におけるCO2の低減を進めるため、今回300㎞以上500㎞未満の船舶輸送もコストアップとならないよう工夫したという。

内航船利用率が、37%から60%に拡大し、CO2排出量がトラック輸送に比べ4分の1である船舶輸送に切り替えることにより、四輪完成車輸送に伴うCO2排出量原単位を8%低減した。

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