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米国/6月度のアジア主要10か国発のTEU実績4.6%増

2012年07月17日/調査・統計

Zepol(ゼポ)は7月17日、米国海上コンテナ輸入の6月実績をまとめた。

アジア主要10カ国発 TEU (B/L・Loading Port・母船積地ベース・実入り・FROB含)合計は、6月は5月から3%減となり、前年比では単月で4.6%の増だったが1~6月累計(646万6367TEU) は3%の増となった。

これは昨年1~6月累計の前年比が5.3%の減であったことに比べて改善が認められる。

アジア発の約6割を占める中国発は、3月14.9%増、 4月4.5%増、5月1.4%増の後、6月は4.5%増 (4~6月累計では3.2%増)だったが、1~3月の横ばい(0.4%減)をうけて1~6月累計(374万3549 TEU)は1.5% 増と昨年1~6月累計の前年比が5.6%増であったことに比べて鈍化傾向を示している。

日本発の前年比は6月6.1%増、 1~6月累計5.1%増だが特に4~6月は10.7%増と2桁の増加で昨年の1~6月の前年比が0.2%減であったことに比べて回復を示している。

韓国は、中国発トランシップ分を背景に6月は5.5%増ですが、1~3月10.2%増、 4~6月7.9%増をうけて1~6月累計では9%と昨年の前年比2.6%増を大幅に上回っている。シンガポールも同様な背景で、6月21.8%増、 1~6月9.7%増だった。

荷受け地ベース1~6月累計で、ベトナム、インド、インドネシア、マレーシアがそれぞれ16.7%増、 15.4%増、3.5%増、5.5%増の伸びを見せている。

タイは同じベース1~6月累計で3.3%減と昨年の前年比(7.8%増)に比べて自国分の回復遅れが目立つ。

問い合わせ
ZepolJapan
南石正和
mnasneki@zepol.jp

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