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丸全昭和運輸/4~6月の売上高0.7%増、営業利益1.8%増

2012年08月08日/決算

丸全昭和運輸が8月8日に発表した2013年3月期第1四半期決算によると、売上高220億3000万円(前年同期比0.7%増)、営業利益12億2200万円(1.8%増)、経常利益13億6100万円(3.3%増)、当期利益8億9300万円(17.0%増)となった。

貨物自動車運送事業は、関東地区で食品関連の一部業務移管や樹脂関連・化学原料関連の取扱減少、また前期震災需要の日用品の取扱減少なども見られたが、建設機械の製品・部品の輸出取扱増加に伴う輸送量の増加が大きくあった。

中部地区では、介護用品・化学原料・住宅関連用品・油脂などの取扱の増加があり、全体としては増収となった。

港湾運送事業は、関東地区でステンレス屑などの輸入取扱減少や半導体装置、農業機械等の輸出取扱減少もあったが、建設機械の製品・部品の輸出取扱増加や青果物の取扱増加、海外工場移設案件の受注が増加した。

関西地区では、塗料や断熱材の輸入取扱の減少があったが、全体としては増収となった。

倉庫業は、関東地区で前期の震災関連スポット貨物の取扱が減少したが、建設機械用部品の取扱量増加や研磨剤・樹脂関連の増加、輸入大豆や危険物品の取扱が増加し全体としては増収となった。

鉄道利用運送業は、前期にあった震災需要が減少し減収となった。

物流事業の売上高はの175億3800万円(2.2%増)、営業利益は8億1900万円(9.3%増)となった。

通期は、売上高920億円(5.6%増)、営業利益46億円(9.2%増)、経常利益49億円(4.6%増)、当期利益30億円(13.0%)を見込んでいる。

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