澁澤倉庫が8月8日に発表した2013年3月期第1四半期の業績は、売上高137億4600万円（前年同期比1.5％減）、営業利益6億9600万円（16.5％減）、経常利益6億9900万円（12.5％減）、当期利益2億5400万円（50.4％減）となった。
倉庫業務は、保管料収入および荷役料収入ともにほぼ前年同期並みに推移し、売上高は23億2300万円（0.9％増）となった。
港湾運送業務は、在来船貨物に係る船内荷役業務の減少などにより、売上高は13億7600万円（2.3％減）となった。
陸上運送業務は、フェリー航送の取扱いが減少した一方、日用雑貨を中心とした輸配送業務の取扱いが増加し、売上高は70億100万円（1.0％増）となった。
国際輸送業務は、海上貨物の取扱いが増加した一方、航空貨物において輸入貨物の取扱いが減少し、売上高は10億300万円（12.1％減）となった。
結果、物流事業全体の売上高は120億5800万円（1.0％減）となった。営業費用は、貨物取扱いの増加に伴う作業費の増加などにより、117億円（0.3%増）となった。以上により、営業利益は、3億5700万円（30.1％減）となった。
通期は、売上高542億円（1.3％増）、営業利益28億5000万円（4.7％増）、経常利益25億円（5.2％増）、当期利益14億5000万円（55.8％増）を見込んでいる。
