日本通運は10月3日、引越しの見積もりにタブレット端末「iPad」を10月から順次導入すると発表した。
<導入したiPadとプリンター>
約660台を国内の各拠点で導入し、11月から全国一斉運用を開始する。
これまでは、引越しプランナーが顧客宅で手書きの見積書を作成していたが、引越し専用アプリをインストールしたiPadを使うことにより、家財量を入力するだけで、自動的に必要な作業人数・車両・梱包資材にかかる費用を算出し、見積書を簡単に作成できるようになった。
作成した見積書はその場で印刷できるほか、顧客のパソコン等へメール送信もできる。これまでプランナーがパンフレットで行っていた引越手順の説明も、iPad上の動画を見せることで、より分かりやすくなった。