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日本板硝子/欧州の2工場閉鎖

2012年10月26日/生産

日本板硝子は10月26日、欧州での自動車用ガラス2工場を閉鎖すると発表した。

急速な景気後退に伴うヨーロッパ自動車産業の需要減少に対応するため、グループの自動車用ガラス加工拠点であるウロヤルヴィ、ウーリァの2工場を閉鎖するもので、現地工場の労働組合と従業員に10月26日までにその提案を通知。閉鎖完了の時期は、2013年末迄を想定している、としている。

閉鎖処理の費用は約3100万ユーロ (約31億円)うち現金支出は約1700万ユーロ (約17億円)。実施後の増益効果を約1400万ユーロ(約14億円)とみている。

■該当工場
ウロヤルヴィ工場 (フィンランド)
所在地: ウロヤルヴィ(フィンランド南部、ヘルシンキの北200km)
事業内容: 新車用・補修用自動車ガラスの加工
製造設備: 合わせガラス
従業員数: 約320名

ウーリァ工場 (スウェーデン)
所在地: ランツクルーナ (スウェーデン南西部、コペンハーゲン対岸)
事業内容: 新車用・補修用自動車ガラスの加工
製造設備: 強化ガラス
従業員数: 約100名

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