日産自動車は11月2日、110億タイバーツ(3.58億米ドル)を投資し、タイに第2の生産工場を建設すると発表した。
2014年8月に稼働開始予定の新工場は、同社のアセアン地域における成長戦略をサポートし、タイ日産(NMT)の既存の工場を補完するものとなる。新工場の当初の年間生産能力は7万5000台で、将来的には最大で15万台となる予定。
現在、サムットプラカーン県バングナ・トラットロードに、乗用車とピックアップトラックの生産工場を1つ持っている。同工場の従業員数は6000名で年間生産能力は22万台。
新工場も同じバングナ・トラットロードに建設し、タイ国内と海外市場での日産車への高まる需要に応えていく。
なお、新工場の最大稼働時には、既存の工場と合わせて年間37万台の生産能力を有することになる。