澁澤倉庫が11月5日に発表した2013年3月期第2四半期の業績は、売上高273億5300万円（前年同期比1.1％減）、営業利益13億2100万円（17.9％減）、経常利益11億3800万円（20.6％減）、当期利益3億8200万円（56.3％減）となった。
物流事業のうち、倉庫業務は、荷役料収入は前年同期並みに推移したものの、保管料収入が増加し、売上高は46億7800万円（1.4％増）となった。
港湾運送業務は、輸入貨物の取扱いは増加したものの、在来船貨物に係る船内荷役業務などの輸出貨物の取扱いが減少したことにより、売上高は27億2800万円（1.1％減）となった。
陸上運送業務は、震災対応に伴う長距離輸送の取扱いが減少した一方、一般消費財の輸配送業務や流通加工業務の取扱いが増加し、売上高は139億6400万円（0.1％増）となった。
国際輸送業務は、航空貨物の緊急輸送の取扱いが大幅に減少したうえに、海上貨物の取扱いも減少に転じ、売上高は18億8400万円（11.2％減）となった。
物流事業全体の売上高は239億7800万円（0.9％減）となった。
営業費用は前年同期並みの232億3700万円となり、営業利益は7億4000万円（21.9％減となった。
通期は、売上高535億円（0.0％）、営業利益28億5000万円（4.7％増）、経常利益25億円（5.2％増）、当期利益12億円（28.9％増）を見込んでいる。
