栗林商船が11月9日に発表した2013年3月期の第2四半期決算によると、売上高216億5200万円(前年同期比5.4%増)、営業利益2億3900万円(784.2%増)、経常利益1億9800万円(527.0%増)、当期利益8億5600万円(当期損失2億6500万円)となった。
海運事業は、東日本大震災による仙台地区の収益に大きな回復があったが、大震災後の他船社の航路の変更による特需的な貨物量が平常に戻ったことで、仙台地区以外では収益が少し落ちている。
予想より燃料油価格の上昇がなかったため、売上高は203億3600万円(5.0%増)となり、営業費用は202億8100万円(4.4%増)となったことから、営業利益は1億1400万円増の5400万円となった。
通期は、売上高440億円(5.1%増)、営業利益9億円(234.6%増)、経常利益6億円(146.9%増)、当期利益9億円(-)を見込んでいる。