日本郵船は12月10日、タイオイル・パブリック向けに大型原油タンカー(以下:VLCC)TATEYAMA(2002年竣工、載貨重量約30万トン)での原油輸送を開始したと発表した。
<TATEYAMA>
TATEYAMAは今後最低でも3年間、主としてアラビア湾とタイ間を往復航海し、順調な経済成長を続けるタイのエネルギー輸送への長期・安定的貢献を目指して従事する。
TATEYAMA投入は、高度な船舶管理能力や、シンガポールでの船員トレーニングセンター、マニラにおける商船大学 (NYK-TGD Maritime Academy) などの運営を通じた優秀な船員育成力が、タイ人の大型タンカー船員養成を目指すタイオイルグループから長期的なパートナーとして評価されたことにより実現した。
なお、タイオイルグループに加え、今後は同国内大手タンカー会社との連携も予定している。