日立製作所は12月12日、インド共和国のグループ会社日立ハイレルの新工場をサナンド-II工業団地内に設立し、稼働したと発表した。
<サナンド工場(新工場)>
日立ハイレルは、既存のガンジナガール工場に加え、新工場の稼働により、発電や鉄鋼、化学などのプラント向け産業用電機製品のラインナップを強化した。
サナンド工場は、高圧インバーターや大容量UPSなどの産業用電機製品を生産し、日立ハイレルの製品ラインナップを強化する。
インド国内での売上規模拡大と、社会インフラシステムの潜在的なマーケットとして期待される中東や東南アジア、アフリカ地域とその他の地域への輸出も視野に入れ事業拡大を図る。
2015年度の売上目標は、80億インドルピー(約120億円)。
■サナンド工場(新工場)の概要
所在地:インド共和国グジャラート州アーメダバード市サナンド-II工業団地
生産製品:産業用電機製品
敷地面積:2.8万㎡
投資総額:6億ルピー