Zepol(ゼポ)は1月16日、米国海上コンテナ輸入の12月実績をまとめた。
アジア主要10か国発TEU(B/L・Loading Port・母船積地ベース・実入り・FROB含)は前年12月との比較では5.9%増となった。
アジア発コンテナ量の60%を占める1位の 中国発の2012年TUEの前年比はマイナス0.3%と横ばいだったが、価額ベースでは1月12日発表の商務省統計によると1月から11月までの前年比ではプラス2.7%となっている。
この差は、コンテナ量では家具などが上位で、価額ベースでは半分上を占める電気機器、機械類の2品目が順調に伸びているため。
2位の韓国は自国産分を示す荷受け地ベースでは、1.5%のプラスに対して、主に中国発トランシップ(TS)分を半分以上含む母船積地ベースでは、4.9%のプラスと上位5か国の中で突出している。
3位の香港は荷受け地ベースでも2桁マイナスだが、母船積地ベースでも8.6%のマイナスと中国港湾に対しても相対的にマイナス傾向が続いている。
4位の台湾も自国分が横ばいとなり、母船積地ベースでも2.4%のマイナス。
5位の日本は母船積地ベースではマイナス0.1%と横ばいだったが、自国分では自動車関連の好調を背景に約1%のプラスで、特に12月は自国生産分TEUでは僅かに韓国を抜いて2位に復活した。
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南石正和
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