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三井倉庫/4~12月の売上高36.7%増、営業利益16.3%減

2013年02月05日/決算

三井倉庫が2月5日に発表した2013年3月期第3四半期の業績は、売上高1105億7800万円(前年同期比36.7%増)、営業利益42億4100万円(16.3%減)、経常利益34億2500万円(14.8%減)、当期損失6億2100万円(前期は32億600万円の当期利益)となった。

国内物流事業は保管残高は回復したものの、輸出入貨物を中心に取扱量が減少し、利益率も悪化したことなどから売上げは横ばいだったが減益となった。

港湾運送事業は船腹の増加による航路の増強などにより増収となったものの、利ざやの縮小などから減益となった。

グローバルネットワーク事業は、北東アジア、東南アジアを中心に業績が回復しつつあり全体では増収となったものの業容拡大に伴う賃借料の増加などから減益となり、国際輸送事業は昨年6月より持分法適用関連会社としていたTASエクスプレスを7月1日より旧三井倉庫エアカーゴと統合し連結子会社(現:三井倉庫エクスプレス)としたことなどから増収増益となった。

ロジスティクスシステム事業は昨年4月より連結子会社となった三井倉庫ロジスティクスが寄与したことから増収増益となった。BPO事業は新規顧客の獲得などもあり増収増益となった。

不動産事業は、前期に資産効率改善の観点から賃貸物流施設を売却したことから減収減益となった。

通期は、売上高1480億円(37.9%増)、営業利益52億円(22.8%減)、経常利益37億円(29.5%減)、当期利益29億円(34.8%増)の見通し。

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