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横浜市港湾局/環境配慮型タグボート、就航

2013年03月12日/IT・機器

横浜市港湾局は3月11日、国内初となるハイブリッド推進システムを搭載した環境配慮型タグボート(エコタグ)を就航させると発表した。

<環境配慮型タグボート 翼(つばさ)>
20130312yokohama - 横浜市港湾局/環境配慮型タグボート、就航

タグボートはその使用時間の75%が負荷率20%以下の低負荷領域で稼働している。

エコタグでは負荷率20%以下の低負荷領域の大半の時間を、搭載するハイブリッドシステムのモーターがカバーできる。

曳船作業時など高負荷領域ではディーゼルエンジンとモーターを組み合わせ使用することで、地球温暖化ガス排出削減の観点から、全体では稼働時間の大部分でその機能と能力を発揮し環境保全に寄与できる。

バッテリーへの充電には船内発電機だけでなく陸上からの給電も利用することで、港内で排出するCO2排出量の約20%削減が可能になると見込んでいる。

■エコタグの概要
名称:翼(つばさ)
諸元
総トン数:256トン
主 機 関:エンジン 1800馬力×2基
モータジェネレータ 400馬力×2基
最高速力:15ノット(モーター駆動 10ノット)

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