新日鉄住金が3月13日に発表した、グループの中期経営計画の概要で、「グローバル競争を勝ち抜く世界最高水準のコスト競争力の実現」を挙げている。
3年間程度を目途に年率2000億円以上の統合効果の実現を目指す。
昨年10月の経営統合以降、具体的な施策の実行に着手し、成果を発揮しているが、今後実行する施策の早期かつ最大発揮に取り組むとともに、更なる上積みを図っていくとしている。
加えて、定常コスト削減に取り組み、グローバル競争を勝ち抜く世界最高水準のコスト競争力の実現を図るとしている。
物流関連では、購買コストの削減(原料、資機材、修繕等)として、原料 輸送効率向上(船型大型化、配船裕度向上) 等、資機材 標準化、集中購買、競争化、ボリュームディスカウント 等で、年間効果額を300億円としている。
また、グループ会社の統合再編と連携では、グループ内での連携拡大(物流、加工、設備、分析 等)を挙げ、年間効果額を200億円程度削減するとしている。
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