杉村倉庫が4月25日に発表した2013年3月期決算によると、売上高93億6600万円(前年同期比0.9%減)、営業利益7億7400万円(5.0%減)、経常利益7億600万円(1.1%減)、当期利益3億3200万円(7.3%増)となった。
倉庫業は、電気機械や化粧品などの取扱の減少により保管料収入、荷捌料収入が減少したが、機械類やその消耗品、食料品などの取扱が増加して荷役料収入、配送手数料収入が増加した。
結果、売上高は48億3600万円(0.7%増)となった。コスト面でも荷捌費や人件費、租税公課や減価償却費などの営業原価が減少したため3600万円のセグメント損失となり、前年に比べ7100万円改善した。
運送業は、販売促進用品などの取扱が減少して運送付帯作業に係る収入が減少したものの、オフィスの移転作業やリネンサプライの配送業務などの取扱が増加した。
外部顧客に対する売上高は34億700万円(0.8%増)の増収となった。
コスト面では運送費用が増加したが、作業費用が減少し、セグメント利益は1億6300万円(4.9%増)の増益となった。
来期は、売上高95億1500万円(1.6%増)、営業利益7億7500万円(0.1%増)、経常利益6億5500万円(7.3%減)、当期利益3億4000万円(5.3%増)を見込んでいる。
杉村倉庫 決算/4~6月の売上高1.8%増、営業利益4.9%増