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米国/4月度のアジア主要10か国発のTEU実績2.0%減

2013年05月13日/調査・統計

Zepol(ゼポ)は5月13日、米国海上コンテナ輸入の4月実績をまとめた。

アジア主要10か国発TEU(B/L・Loading Port・母船積地ベース・実入り・FROB含)は前年4月との比較では2.0%減となった。

アジア発の6割を占める1位の中国は春節後の影響を残していた3月に対して54%と大幅に増加し、前年比では0.6%のプラスとなり、1月から4月までの累計では2.5%のプラスとなった。

次位グループの韓国、香港、台湾、日本は、前年比がそれぞれで6%、15.7%、18.5%、8.6%、減少となった一方、ASEAN4か国とインドはいずれも増加で、シンガポール9.1%、 ベトナム12.5%、マレーシア 29.5%、 タイ27.1%、インド17.1%のプラスとなった。

また、香港の荷受け地ベースの前月比(49.5%増)が中国と同じ位に多かったのに対して、母船積ベース前月比(17%増)が中国発(54%増)よりも大幅に下回ったのは、トランスシップ貨物がストライキの影響を受けものと推定される。

なお、米国向け世界全体は、アジア発の2%減 (1月~4月累計では0.2%減の横ばい)に対して、欧州発が3.5%、中米発8.2%、カナダ発5.5%とそれぞれプラスであったことで、前年比1.1%のプラス(1月~4月累計では0.8%増)となった。

問い合わせ
ZepolJapan
南石正和
mnasneki@zepol.jp

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